約 303,397 件
https://w.atwiki.jp/imas_cg/pages/800.html
同名アイドル [デビリッシュゴシック]棟方愛海(特訓前)データ プロフィール セリフ集 [デビリッシュゴシック]棟方愛海+(特訓後)データ プロフィール セリフ集 セリフ集(アイドルLIVEツアー in バリ島 ライバルユニット) セリフ集(LIVEツアーカーニバル in ドイツ ライバルユニット) [部分編集] 同名アイドル 棟方愛海 [ハワイアンスタイル]棟方愛海 [わきわきハンター]棟方愛海 [部分編集] [デビリッシュゴシック]棟方愛海(特訓前) データ [デビリッシュゴシック]棟方愛海 属性 キュート レア度 レア Lv上限 40 親愛上限 30 Lv1攻撃値 3020(1コスト比232.3) Lv1守備値 2040(1コスト比156.9) 最大攻撃値 7928(1コスト比609.8) 最大守備値 5355(1コスト比411.9) コスト 13 移籍金 3,150マニー 特技 いたずらわきわき(キュートの攻 ランダムで大~特大アップ) 入手 悪魔っ娘ガチャ(2013/04/30~2013/05/09)新・悪魔っ娘リミテッドガチャ(2013/10/09~2013/10/15)福袋チャンスガチャ(2013/12/31~2014/01/08) [部分編集] プロフィール アイドル名 [デビリッシュゴシック]棟方愛海 フリガナ むなかたあつみ 年齢 14 身長 151cm 体重 41kg B-W-H 73-56-75 誕生日 8月1日 星座 獅子座 血液型 A型 利き手 両 出身地 青森 趣味 指の運動 [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 プロフィールコメント 「うひひひ…いい…よすぎるよぉ…。コスプレすると、ふくらみは余計に目立つよね!あぁー、みんなおいしそう。飛びつきたい~。じーっと見てると、あたし思わず…じゅるり…」 親愛度UPコメント 表示 「小さいのも…いいよね…大きさじゃないんだよこういうのは…」 親愛度MAXコメント 表示 「あぁ~、かわいい女の子たくさん見られて最高に幸せだよ、○○プロデューサー。このやわらかい山脈を一緒に制覇しよう…」 リーダーコメント 「胸張って、そこに並んで~」 あいさつ 「すこしはさわられた方がいいんだよ? その方が成長するし」 あいさつ 「菜帆さん…ちょっと失礼…」 あいさつ 「もうガマンできない…!」 あいさつ 「あぁ、やわらかそう…」 あいさつ 表示 「○○プロデューサー、あたしが暴走しちゃったら止めて☆」 仕事終了時 「あたしに揉めない山…じゃなくて、越えられない山はないわ!」 仕事終了時 「清良さん…ち、近づけない…!」 仕事終了時 「ゴホウビ!ゴホウビは!?」 仕事終了時 「ごちそうさまでした~」 仕事終了時 表示 「○○プロデューサーの肩でも揉むか…。は? 新たなめざめ?」 [部分編集] [デビリッシュゴシック]棟方愛海+(特訓後) データ [デビリッシュゴシック]棟方愛海+ 属性 キュート レア度 レア+ Lv上限 50 親愛上限 150 Lv1攻撃値 3624(1コスト比278.8) Lv1守備値 2448(1コスト比188.3) Lv1攻撃値(MAX特訓時) 5210(1コスト比400.8) Lv1守備値(MAX特訓時) 3520(1コスト比270.8) 最大攻撃値 12005(1コスト比923.5) 最大守備値 8110(1コスト比623.8) コスト 13 移籍金 4,725マニー 特技 いたずらわきわき(キュートの攻 ランダムで大~特大アップ) [部分編集] プロフィール アイドル名 [デビリッシュゴシック]棟方愛海+ フリガナ むなかたあつみ 年齢 14 身長 151cm 体重 41kg B-W-H 73-56-75 誕生日 8月1日 星座 獅子座 血液型 A型 利き手 両 出身地 青森 趣味 指の運動 [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 プロフィールコメント 「はぁん、もうダメ! 自分の中の気持ちが抑えきれないのぉっ! あたしのイケニエになってくれる女の子はどこどこ!? どこなの!?アレさせてくれたら、なんでも願いをかなえてあげるわ~」 親愛度UPコメント 表示 「○○プロデューサー、このやわらか地獄こそ私たちの楽園!」 親愛度MAXコメント 表示 「目標は、アイドル全員をこの手でアレしちゃうことよね、○○プロデューサー! まだまだ、見知らぬたくさんの山が待ってる!」 リーダーコメント 「さわり魔だぞー!」 あいさつ 「この手ごたえ…。アクマなのに天国にいっちゃいそう~っ」 あいさつ 「遠慮しないよ、アクマだし~」 あいさつ 「もうガマンできない…!」 あいさつ 「あぁ、やわらかそう…」 あいさつ 表示 「○○プロデューサー、あたしもう手遅れだけど本望だから!」 仕事終了時 「もっと! もっと女の子を用意して! 甘い果実をちょうだい~!」 仕事終了時 「千枝ちゃん、今後が楽しみだね!」 仕事終了時 「ゴホウビ!ゴホウビは!?」 仕事終了時 「ごちそうさまでした~」 仕事終了時 表示 「○○プロデューサー、必ずやふくらみを、この手に!」 [部分編集] セリフ集(アイドルLIVEツアー in バリ島 ライバルユニット) いたずら★小悪魔(メンバー:棟方愛海/佐々木千枝/海老原菜帆) ※コテージエリア セリフ 内容 出現時 「エステの時間だよーっ。バリ特製のオイル、たくさん塗ってあげるから、全員水着になって並んでー☆」 Live開始時 「フヒ…フヒヒヒヒ…しあわせ」 勝利 「うひひ、たくさんふれあえて幸せ。あたし、24時間サービス中だから」 引き分け 「あいたたた…指がつったかも…。部屋で練習しすぎた…」 敗北 「まさかガードして歌うなんて!菜帆さん、かわりにさわらせて~」 いたずら★小悪魔(メンバー:棟方愛海/佐々木千枝/海老原菜帆) ※パレスエリア セリフ 内容 出現時 「夜の御殿にようこそーっ。ここでは体についた悪魔を歌ではらってあげるよ。さあ目を閉じて♪」 Live開始時 「うひひ、無防備…。チャンス!」 勝利 「ううん、なんにもしてないよ~?あっ、新しい悪魔がついてる!」 引き分け 「待って!まだ悪魔消えてないから帰らないでっ。ねっ!ねっ!」 敗北 「そ、そうだよねー、悪魔はあたしだよねー…。舞台裏に退散~!」 [部分編集] セリフ集(LIVEツアーカーニバル in ドイツ ライバルユニット) いたずら★小悪魔(メンバー:棟方愛海/佐々木千枝/海老原菜帆) セリフ 内容 出現時 「いいねいいねー、やっぱり海外産はとってもしまってそうでー。え、何って?それは…うひひ!」 Live開始時 「わきわきされたい子、集まれ~!」 勝利 「いいよね?いいよね!うひひ、それじゃ…!って、これパンだー!」 引き分け 「あぁ…禁断症状が出ちゃう…指が…指が…!…治療、それは?!」 敗北 「大聖堂に浄化されちゃう!?でも第2第3のあたしがわきわき!」
https://w.atwiki.jp/persona4/pages/81.html
チャート 8月 日 曜 天気 イベント 自由行動 1 月 曇 冷蔵庫にホームランバー(効果,時間経過なし) 昼/夜 2 火 晴 昼/夜 3 水 晴 あいから電話(条件 あいコミュを発生させている)りせと若干修羅場のような感じになる/あいのみ好感度♪×2上昇 昼/夜 4 木 晴 四目内堂書店 「弱虫先生、転職する」が買えるようになる 昼/夜 5 金 晴 小西から誘いがある(条件 小西コミュ発生させている)。小西,完ニor綾音との好感度♪×2上昇(太陽コミュが結実なら完二。完二コミュ未発生の場合小西の好感度のみ♪×2上昇) 昼/夜 6 土 雨 昼/夜 7 日 晴 時価ネットたなか 聖騎士のヨロイor松雪包丁セット 昼/夜 8 月 晴 あいから電話(条件 あいコミュを発生させている)あい,陽介の好感度♪×2上昇冷蔵庫にお酒(お酒は20歳になってから!) 昼/夜 9 火 晴 依頼27開始 昼/夜 10 水 晴 一条から電話。(一条コミュのランクが5~6の場合発生しないので注意)「THE茶道」が貰える運動部、菜々子の好感度♪×2上昇 昼/夜 11 木 雨 昼/夜 12 金 雨 ボイドクエストタイムリミット 昼のみ 13 土 曇 事件解決のお祝いで堂島親子、足立と寿司ボイドクエスト最終章に新ボス出現 再度1階から上る必要がある 昼のみ 14 日 晴 陽介(魔術師),雪子(女教皇)コミュ不可 時価ネットたなか 木製バット、長寿サプリx2orせがき米x6お清めの水x4 昼/夜 15 月 曇 陽介からのバイト援軍要請。選択肢は出現しますが、どちらを選んでも強制参加になる千枝と陽介の好感度♪×4上昇後、20日までスキップまた、1学期期末テストの成績が「下から数えた方が早い」の場合、代わりに補習イベントになります。知識大幅UP,りせ 完二の好感度♪×4上昇後、20日までスキップ。当然バイト代は貰えません - 16 火 晴 ジュネスでのアルバイト - 17 水 曇 ジュネスでのアルバイト - 18 木 晴 ジュネスでのアルバイト - 19 金 晴 ジュネスでのアルバイト終了 バイト代40,000円入手 - 20 土 晴 夏祭り 選択肢1 似合ってるで菜々子の好感度♪×1上昇 選択肢2 選んだ人の好感度♪×1-3上昇 - 21 日 晴 夏祭り前に文化部女子・海老原あいに誘われる(条件 結実の場合 ランク1,2もしくは恋人関係のMAX 綾音の場合 ランク3以上 あいの場合 ランク3以上)2人で行った場合、誘われた相手から「THE 神道」を貰うお参りの効果は 学業成就→知識UP お金→10000円入手 仲が深まりますように→相手の好感度♪×3上昇誘いを断った場合(この場合本は貰えないので注意)選択肢 A.1人で祭りに行く(1人の場合のお参りの仲が深まりますようには女子コミュ全員の好感度♪×1上昇B.家で休む→何もなし 22 月 晴 冷蔵庫にメモ(意味なし)依頼24,28開始 昼/夜 23 火 晴 選択肢 菜々子の宿題を手伝うかどうか(見てあげる場合、菜々子の好感度♪×3上昇。また、29日までの夜行動が強制で勉強を手伝うになります。さらに戦闘参加メンバーが家に来て好感度が上がります。) 昼/(夜) 24 水 晴 四目内堂書店 「我は漢、そして神」発売。机で夏休みの宿題をするかどうかの選択が出来る。知識3回up。宿題手伝い 夜にクマ 陽介が来る。正義 魔術師♪2up 昼/(夜) 25 木 雨 宿題手伝い 夜に雪子 千枝が来る。女教皇 戦車 正義♪2up 昼/(夜) 26 金 曇/晴 千枝から誘い(コミュMAXだと誘い無し) 菜々子の感想文「幸せじゃない」で♪1up 昼/(夜) 27 土 雨 宿題手伝い 夜にりせ 完二が来る。恋愛 皇帝 正義♪2up 昼/(夜) 28 日 晴/曇 りせから電話。菜々子の宿題中の質問の答え「オス」で♪1up 昼/(夜) 29 月 雨/曇 昼、夏休みの宿題を放置してるとこの日に強制的に机に向かわされる。菜々子の宿題を手伝っていた場合は、この夜まで夜行動不可27日の天気を聞かれる。答えは夜雨止んだ。正解で♪1up。 (夜) 30 火 晴 冷蔵庫に塩辛(勇気UP、時間経過無し) 昼/夜 31 水 晴 自宅でスイカ祭 - 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/2218.html
autolink() P4/S08-048 カード名:ゴッドハンド カテゴリ:クライマックス 色:緑 トリガー:袋 【永】あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 (袋:このカードがトリガーした時、あなたは自分の山札の上から1枚を、ストック置場に置いてよい) 行け! スズカゴンゲン! レアリティ:CR SR illust.まき(enpitsu) ・対応キャラ カード名 レベル/コスト パワー/ソウル 色 千枝&スズカゴンゲン 2/2 7500/2 緑
https://w.atwiki.jp/ffwm/pages/88.html
無題(遠坂凛&キャスター)◆9KkGeT6I6s ここ、スノーフィールドで執り行われる聖杯戦争におけるサーヴァントは白紙のトランプを核にして生まれる。冷呪が現れ、記憶と一通りの情報を手に入れる。それはどの参加者にも例外はない。遠坂凛の冷呪が手に現れたのは、中心街の大きなホテルに泊まって三日目のこと。サイドテーブルに白いトランプが現れ、彼女は戦争への参加を知った。 今朝がた、シャワーから着替えると、トランプは一冊の本に変わり、ベッドに腰かけたレトロな制服の少女が、細い指で本の装丁を撫でていた。 弱弱しい――遠坂凛が初めに抱いたイメージはそれだった。肩まで伸びた髪に艶はなく、制服もどこかくたびれている。なによりこの世の何もかもを捨て去ったような覇気のない目が英霊らしからぬ、少女霊かなにかを思い起こさせられる。 遠坂凛は、驚きを顔にしなかった。あるいは心の中は尽きない疑問に埋め尽くされていたが、内に押しとどめ、髪を拭いたタオルを洗面所に投げた。 「あなた、クラスは?」 「…キャスターです」 凛は舌を打ちそうになった。 「そう…その服装、昭和か少し前のものよね。江戸時代ってことはないでしょうけど」 「はい。昭和がいつまで続いたかは知りませんが…8年までは数えました」 昭和八年…1933年に死んだ女性?凛は首を傾げた。英霊になりそうな歴史の人物は大半覚えたつもりだが、該当する人物は思い当たらなかった。サーヴァントは全盛期の姿で現れるという。その姿が学生姿。 英霊の大半は過去の人物であるとされている。過去、彼らは何かを成し遂げ、彼らの成し遂げた功績が人々によって語り継がれ、語り継がれた功績が幻想を作り出す。その幻想こそが英霊だ。 ならばこの少女は一体、なにをしたのだろうか。 「真名…教えてくれる?」 「はぁ…それは、わたしとしては、構うことではありませんけれど」 「なに?」 「申し訳ありません…真名、そう意味があるものかはわかりませんが、云う前に、一つ謝っておかなければならないことがあるのです」 キャスターは一言一言を、嘆息するように述べる。 「貴女が聖杯戦争に勝つことは――万に一つもないでしょう…十万ならばまた、わかりませんけれど」 「はぁ?」怒りのあまり声が裏返った。「なんでアンタにそんなこと言われ…いや」凛は髪に手をかきいれた。「なんで、アンタに、そんなこと、わかんのよ。だいたい十万ならわからないってなによ!」 「貴女が悪いわけではありません」キャスターは凛の剣幕にも、あくまで落ち着いた調子を崩さなかった。「わたしが、弱すぎるのです」 キャスターはサイドテーブルに置かれた本を手に取った。装丁は白く、表紙にはキャスターを同じ顔をしながら、似ても似つかない笑顔を湛えた少女が映っている。付けられた題名は『薔薇は生きてる』。 「わたしは山川彌千枝と云います。わたしに出来ることは、端的に云ってしまえば、なにもありません」 最悪の想定が、当たってしまったというべきか。 遠坂凛はこの聖杯戦争において自分が召喚したサーヴァントを知らなかった。ここにいる――ということは、予選は通過したということになる。しかし、どのように勝利したのかは全く分からない。初めからわからないようにされているのか、予選でなにかがあって、自分が忘れているのか、どちらにしても、そこが不安の種だった。 予選を通過できたということは優秀なサーヴァントなのだ――などと思えるほど、凛は楽観的ではなかった。こればかりは祈るしかない。なにが来ても落ち着いていよう…そう腹は括ったつもりではあったが。 山川彌千枝、という名前に凛は覚えがなかった。しかし当人が名前に意味などないといって理由は、そのあとイヤというほど思い知らされた。 まず、宝具を含めたパラメータ全てがD以下。筋力、耐久、敏捷はまだしも魔力までDなのはどういうことなのか。 さらに彼女はキャスターにあるまじきことに、工房をつくることができない。これは致命的だ。単純なパラメータだけならまだサーヴァントの性能の半分といったところ、残り半分で補うこともできる。しかし、クラス特有の、それもキャスタークラスの花形ともいえる工房がないというのは、これは痛い。 極めつけはサーヴァントとしての不備だ。キャスターはどういうわけか宝具を使うことはできないのだという。サーヴァントとして終わっている。変な笑いが出たぐらいだった。 凛はもうずっと頭を抱えたまま、机に突っ伏している。 その手に浮かんだ冷呪は、一画へっている。凛はすべて聞き終えてから、真実を話すようキャスターに『命令』し、キャスターはすべて同じように答えた。 凛は用心深いが、分からず屋でもなければ疑心暗鬼なわけでもない。真実のみを話すよう、キャスターに伝えた。あれが真実であるならば、キャスターの真名など確かにほとんど意味を持たない。 「前にも、こうした催しに呼ばれたことがありました」 キャスターは滔々と云った。 「若い魔術師でした。才能もあったのでしょう、わたしを呼び出したときの彼は、小躍りをするほど喜びました。 ――数日たって、彼は死にました。名誉ある戦士ではありません。全ての期待に裏切られ、全ての期待を裏切った。世界と自分の両方に絶望した末の、自殺でした」 「私は…自殺なんてしないわ」 凛は突っ伏したままそう云った。それは自分に対する宣言のようでもあったが、凛自身は自らの声の弱弱しさに驚いていた。 キャスターはなにも云わなかった。 遠坂凛は若い身でありながら、レジスタンスの一人であり、一流の霊子ハッカーだ。 才能に胡坐をかいた愚か者ではない。才能を努力でもって磨く、あくなき向上心を持つ。 味方にすればこれ以上頼もしい者はいないとされ、逆に敵に回せば二度と逆らう気を起こせないほど完膚なきまでに叩き潰す。恐ろしくも優秀な少女である。 そんな彼女が、現実逃避などしようか、それ以外ない真実から目を背けることができるだろうか。 凛は受け止めすぎるがゆえに、悩んでいる。 「貴女のとるべき行動は、一つしかないと思いますけれど」 ムーンセルによるサーヴァントの選抜は、マスターとの相性によって行われる。この聖杯戦争においても、そこに例外はない。 遠坂凛は決して認めないだろうが、キャスターと彼女には、いくつもの共通点があった。 山川彌千枝。 彼女は言うなれば英霊の仇花だ。ドイツ語の教授である父と、女流歌人の母。その末娘として生まれた彼女は芸術的感覚に富み、将来を期待された才女だった。才能に胡坐をかく愚か者ではない。彼女は自身の才能を認め、なおその先を求める、約束された英霊というべき人物だった。 だが山川彌千枝の人生は、仇花に終わった。彼女は結核を患い、数年の闘病ののち、何を成し遂げるでもなく、人生に幕を下ろした。 キャスターは凛を一目見た時から気に入っていた。虚飾ではない、実力に裏打ちされた自信のある目つき。キャスターにとって凛はもう一人の自分だったのかもしれない。 なればこそ、自分ではいけないのだ。 キャスターにはいっていなことがいくつかあった。宝具、固有スキル、あらゆる可能性について。しかしそれは彼女がサーヴァントとして使えなければ名前に意味がないように、万が一にも勝ちにつながらないのであれば、意味のあるものではない。 キャスターは自分がサーヴァントである限り絶対に勝つことはできないと感じている。 勝利。こと聖杯戦争において、それ以上に重要なものなどない。 遠坂凛は、悩んでいたが、そう長い時間ではなかった。突っ伏した時間のほとんどは戦略に割かれていた。凛はキャスターのことを知らなかったが、キャスターもまた、凛のことをよくわかっていなかったのだ。 凛はサーヴァントの鞍替えなど少しも考えていなかった。 サーヴァントが使い物にならなければ、自分が頑張ればいいのだ。凛は負けず嫌いだった。それ以前に縛りプレイの好きな、バトルジャンキーだったのである。 【クラス】キャスター 【真名】山川彌千枝(薔薇は生きてる) 【性別】女性 【マスター】遠坂凛 【出典】薔薇は生きてる 【属性】秩序・中庸 【身長・体重】156㎝41㎏ 【ステータス】 筋力:E 耐久:E(Ex) 敏捷:E 魔力:D 幸運:E 宝具:D 【クラススキル】 【所有スキル】 分霊:Ex キャスターは山川彌千枝として召喚されているが、当人に英霊としての適性がなかったために逸話として残された彼女の日記『薔薇は生きてる』が本体として機能している。よってキャスター当人に対するあらゆる攻撃は無意味と化しており『薔薇は生きてる』が消滅しない限り、あるいは魔力供給が追い付かなくなりでもしない限り、キャスターは現界し続けることができる。 単独行動:A+ キャスターは魔力消費が極端に少なく、宝具に込められた魔力のみで理論上は1年以上現界できる。 病弱(偽):A 若くして病死したキャスターに対し、のちの人々が押し付けたイメージ。無辜の怪物のようなもの。キャスターはサーヴァントでありながら人間と同じように病気にかかり、体重などにも変化が出る。これのせいでただでさえ低い霊格がさらに落ちている。 【宝具】 『薔薇はいきてる』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1(∞) キャスターの日記であり、本体。彼女の生前の生活を記録したこの日記を最後まで読んだ場合、その人物は結核にかかる。呪いに該当するため、サーヴァントであっても結核の症状を見せるようになる。対魔力で無効化、軽減可能。 因みに、彼女が自分の宝具について云っていたことは嘘ではない。キャスターが山川彌千枝であるならば、宝具は『薔薇は生きてる』だが、キャスターは本体そのものが宝具として扱われている。よって宝具は受動的なものであり、『使う』という形容はおかしい。キャスターは一切嘘を言っていないのである。 【人物背景】 大正6年生まれ。ドイツ語教授の父と女流歌人の母を持つ、九人兄妹の末っ子。父母の影響もあってか教養に富み、将来を期待された才女であったが、16歳で結核により夭逝、生前の日記や手紙を纏めたものが雑誌「火の鳥」で連載され、日本中の少女たちの間で流行、長い間語り継がれる。これを単行本化したものが『薔薇は生きてる』であった。 上記の通り、夭逝してしまったため本人には英霊としての霊格はないが長い間人々に愛されてきた日記『薔薇は生きてる』によって人格だけ引っ張り出されてしまった。よって属性は『人』ではなく『地』。ナーサリー・ライムと基が似通っているが、規模が段違い。一冊の本がサーヴァント化してしまったのはそれが終生を描いた日記だったからだろう。 物腰は柔らかいが隠しても滲み出る弱弱しさから、見るものは惨めさを見出す。キャスターはそういった機微のほとんどを察しているが、あまり気にしていない。達観しているといえばしているが、周りからすると変な方向に開き直っているようにしか見えないという。 【マスター】遠坂凛 【性別】女性 【出典】fate/extra 【能力・技能】 霊子ハッカーとしての技能、経験。 【人物背景】 エクストラ凛。時系列は参加前ぐらい。 Stay nightの凛とほぼ同じ見た目だが同じ人物ではない。一番違っているのは経歴で、stay nightの凛は遠坂家の当主だが、こちらは父、遠坂時臣の不義の子である。幼いころから腕を磨き続け、今では世界でも指折りの実力を持った霊子ハッカーとなった。 西欧財閥に対するレジスタンスの一人であり、若干サバイバル能力も高く、恋愛経験はない。Cccではポンコツ扱いだったが、優秀である。
https://w.atwiki.jp/gamerowa/pages/199.html
Reach Out To The Truth(4) ◆dGUiIvN2Nw ◇◇◇ 【殺し合い会場 D-4】 二手に別れる。その主軸が漆黒とレミリアである以上、二人がメンバーを選ぶのが常套手段ともいえる。 が、レミリアも漆黒も、それはしなかった。あくまで成り行きに任せ、自分達は口を挟まずにいた。 漆黒自身はそうすべきだと思ったわけではない。レミリアが何も言わずに黙っているから、自分もそれに合わせているだけだ。 彼女が静観している以上、こちらがみっともない真似をすることはできない。 (……仕方ないか) 漆黒は咲夜の騎士である。全員を守り抜くと誓いはしたが、やはり咲夜はこの中でも一番大切な存在だ。 しかし、咲夜はレミリアの従者だ。自分が何も言わなければ、咲夜はレミリアのチームに入るだろう。自分の剣の届かぬ場所に行ってしまうだろう。 仕方ないとわかってはいても、やはりそれは辛いものがあった。 「お嬢様。申し訳ありませんが、私は漆黒のチームに入ります」 そう考えていた漆黒だったからこそ、その言葉には心の底から驚いた。 「ああ、そうか。まぁ、死ぬなよ」 レミリアもそのことに対し、まったく引き止める素振りがないことにまた驚いた。 まるでそうなることを予期していたように、まったく動じている様子がなかった。 「……何をそんなに驚いてるのよ」 「あ、いや。……てっきり、レミリアと共に行くのかと思って」 咲夜はそれを聞き、盛大にため息をついた。 「そうしたいのは山々だけど、あなたを仲間に引き入れたのは私だからね。下手なことされても困るし、まぁ監視くらいしとかないと」 監視。そのままの意味でとれば、自分のことをまったく信用していないともとれる単語だ。 しかし、その意味がそれだけじゃないことくらいは、付き合いの浅い漆黒でも理解できた。 「それに、おそらくお嬢様は瀬多と組むでしょうから。それじゃあ一番面倒を見なきゃいけない奴を見れないでしょ?」 「面倒?」 どっちにしようかと迷っている千枝の襟首を咲夜はむんずと掴んだ。 「いたた! ちょっと咲夜!! 何すんのよ!!」 「あんたはこっち」 「勝手に決めんな!」 「周りをうろちょろされるのも迷惑だけど、自分の目で見てないと逆に不安になるから」 「私は子犬か!」 じたばたと暴れる千枝を無視して、咲夜は瀬多と向き合った。 「というわけで、いい? 瀬多」 「ああ。俺もこれが一番ベストな分け方だと思う」 瀬多の了承を得て、編成は決まった。 瀬多、レミリア、アドレーヌチームと、咲夜、漆黒、千枝チーム。 戦力、知力、お互いの信頼度。 それらを総合的に見ても、最適なチーム編成であることは間違いない。 「俺達の目的は仲間との早期合流。及び八意永琳が残したipadとクリスタルの回収だ。残りのクリスタルが隠されている施設は、閑古島村、豪華客船マッハ、テトラ研究所。 咲夜達は村を経由。俺達は豪華客船を経由して、クリスタルを回収する。そして最終的には発電所で合流する。それで問題ないな?」 全員が頷く。誰も反論する者はない。 これが、ここから脱出するベストの方法だと誰もが信じている。 「漆黒、千枝。二人とも、咲夜の言う事をちゃんと聞くように」 「……は? なによそれ」 瀬多の意図を汲みかねて、思わず咲夜が聞き返した。 「そっちのリーダーは咲夜だ」 「はあ!? 嫌よ私! 漆黒がやればいいでしょ」 「漆黒は最前線で戦うことになる。戦闘では漆黒の指示に従うのもアリだが、最終的な判断は他の人間がした方がいい」 瀬多の言葉に、漆黒も同意見だとばかりに頷いた。 指揮も漆黒頼り。戦闘も漆黒頼りとなれば、万が一漆黒が倒れた時の混乱が大きくなる。こと殺し合いにおいて、個の重要性はできるだけ分散した方がいい。そう考えての判断だった。 それにこの編成なら、咲夜が一番二人のことを理解している。リーダーという役回り上、仲間の人間性を理解しているかいないかというのは非常に重要なことなのだ。 それに、咲夜の冷静さと判断力はリーダーとなっても申し分ないもの。 このチームのリーダーに、咲夜以上の適任は他にいないのである。 「それなら千……わかったわよ。やればいいんでしょ」 「おいこら。なんで言いかけて止めた」 喧嘩に発展しそうな二人を置いて、瀬多は全員に声をかける。 「そういうわけだ。放送が終わり次第行動を開始する。各自それまでに色々と準備しておいてくれ」 ◇◇◇ 【??? 廊下】 ビッグボスは走った。息切れも気にせず、一人の女性を求めて走った。 「永琳!! どこだ! どこにいる!!」 誰に気付かれてもいい。とにかく下手な事をする前に彼女を見つける必要があった。 思い出すのは、ザ・ボスを撃ったあの時。死ななくてもいい人間を殺した、あの時。 自分の息子、ソリッド・スネークならザ・ボスを殺さずに済む方法を見つけていた気がすると、ビッグボスは思っていた。しかし、そのスネークも死んだ。 ……いや違う。世界の礎となったのだ。他の参加者も同じ。その魂は転生し、新たな世界で生き続ける。そうボスは信じている。だからこそ、こんな腐った計画に手を貸している。 かといって、自分がしていることを正当化するつもりもない。自分は極悪人だ。その認識を変えるつもりはない。 (だがそれでも。死ななくていい人間が死ぬのは、もう御免だ!) 廊下の角を曲がった時、ようやく永琳の姿を見つけた。 しかしその時には既に、彼女は一つの決意を済ませていた。そしてそれは、手に持った弓を見れば誰もがわかるものだった。 咄嗟にビッグボスは銃を構えた。 「永琳!! 馬鹿な真似は止めろ!!」 永琳は、こちらを見ようともしない。 「今お前がやろうとしていることは無意味だ!! 全て仕組まれたことだった!! だからそれを収めろ!!」 数秒の沈黙の末、永琳は口を開いた。 「世界は、いつだって不条理ね。何もかも思い通りにいかない。それでも私達は幸せだった。……それを、奴らが壊したのよ」 そこにあるのは確かな憎悪。しかし、その憎悪は永琳のものではない。イザナミによって植え付けられた偽物の憎悪。 「ああそうだ。世界はいつだって不条理だ。俺達は、いつもそれに振り回されて生きてる。それは変えることができない」 「ええそうよ。変えることができないの。なのにあなた達は、そんな当たり前のことすら壊そうとしてる。それを壊すために、私達が犠牲になってる。……もううんざりだわ。何もかも、もううんざり」 矢を手に取り、弦を引く。 狙っているのはビッグボスではない。その矢はゼロの部屋、その扉を狙い澄ましている。 円卓の神達に召集命令が下ったのだ。すぐにこの部屋からゼロが出て来る。 ボスはセイフティを外し、改めて永琳に照準をつける。 「この銃は女神の加護を受けている。たとえアンタでも、当たり所によっては死ぬかもしれない。弓から手を離せ。今ならまだ間に合う……!」 永琳は、その言葉を聞いてせせら笑った。 「間に合う? 一体何に間に合うって言うの? 既にサイは投げられた。私達の破滅というサイが。私にできるのは、それをどうにか最小にすることだけ。 情報を吟味するためなのかは知らないけれど、私にはそれをするだけの時間をもらった。だから、その時間にできることをする。それだけよ」 ────ボスは二人もいらない。蛇は一人でいい──── 生涯決して消えることのない言葉が、ボスの脳裏に蘇る。それを振り切るかのように、ボスは叫んだ。 「止めろ!! 俺は……お前を撃ちたくない」 「だったら撃たなければいい。そんな覚悟で撃鉄を引かないでちょうだい。……私は違う。私は死ぬ覚悟で……全てを捨てる覚悟で、この一撃を放つ」 ガチャリ そんな音と共に、扉が開き、ゼロの姿が現れた。 瞬間、永琳の右手がその弦から離れた。 ダアン!! 一発の銃声が鳴り響く。 少ししてから、ドサリと音をたてて永琳は倒れ込んだ。 慌ててボスは駆け寄った。ちらりとゼロを一瞥する。彼に怪我はない。 だが永琳は? 神の奇跡が授けられた銃だ。いくら不老不死の身体とはいえ、どれほどのダメージを与えるのかボスにはわからない。 「どうして……、死なせてくれないの……」 永琳は生きていた。 右肩を撃ち抜かれ、痛々しいほどに血を流してはいたものの、どうにか意識はあるようだ。 「喋るな! 今傷口を塞ぐ」 「死なせて。……私を死なせて。お願いだから……」 ボスの腕を掴みながら、永琳は涙さえ滲ませて懇願した。 「……死なせない。これ以上、世界のための犠牲者は必要ない」 啜り泣く声を無視して、治療を再開する。 だがしかし、それはすぐに中止となった。 「イザナミ……」 いつの間にか、そこにはイザナミがいた。 何も言わず、ただじっと倒れ伏している永琳を見つめていた。 文句を言ってやろうと口を開くが、結局何も言えなかった。 当然だ。セフェランに言われたことを忘れたわけではない。 マルクの記憶をセフェランが読んだことをイザナミは知らないのだ。それは情報戦において、ようやくイザナミより優位に立てたということである。その優位を壊すことがどういうことか、分からないボスではない。 「……何でこんな勝手なことしたんだよ」 その言葉に、カッと頭に血が昇る。 思わずイザナミに食ってかかろうとする。が、いつの間にか永琳を抱きかかえていたイザナミに、ビッグボスは何もできなかった。 「今回のことは、完全に俺の監督不行き届きだ。悪かったね、二人とも」 その白々しい態度に、ボスは歯ぎしりした。 「……ジョン。私を……助けてくれたのか?」 「俺をその名で呼ぶな!!」 思わず怒鳴る。 その時には既に、イザナミの姿はなかった。 結局自分がしたことは何だ? 彼女に対して何をしてやれた? そんな負の想いに捉われる。自分の意思が選んだ結果は、永琳を苦しめるだけに終わった。 ビッグボスはよろめきながらも、ゼロに背を向けたままその場から去ろうと足を動かした。 「……ありがとう」 その言葉に、一瞬だけ足を止める。が、すぐにビッグボスはその場を後にした。 ◇◇◇ 【殺し合い会場 D-4】 「ちょっといい?」 瀬多が道具を整理していると、ふいに咲夜が呼びかけた。 「どうかしたか?」 「あなたとは、まだちゃんと話をしてなかったと思ってね」 隣に腰掛ける。 その姿は和服ではなくメイド服だ。ずっとバックに入れていたものがようやく乾いてきたらしい。 千枝にはコスプレ女と馬鹿にされていたが。 「千枝とは仲が良いのか?」 「どこをどう見たらそう思えるのか聞きたいくらいだわ」 この短時間で何度殺してやろうと思ったか、と、若干洒落にならないことを口にする。 「雰囲気、かな。千枝も、咲夜には本音でものが言えるみたいだ。彼女にしては珍しく、他人に甘えてる」 「想像しただけで寒気がするわね」 「……千枝は正義感が強い。そのせいで時々突っ走ってしまうこともある。だが、咲夜が見ていてくれるなら安心だ」 咲夜はため息をついた。 「ほんっと。何であんなお荷物を引き入れてしまったのかしら。今でも謎だわ」 心底迷惑そうな顔をする咲夜に、瀬多は思わず苦笑する。 「千枝はあれで、戦闘になったら驚くほど頼りになるぞ。勢いに乗っていたら、『どーん!』の一言で強敵を一撃の元に吹き飛ばすんだ。初めて見た時は唖然としたよ。皆で必死にダメージを蓄積していたのが嘘のような光景だった」 咲夜の脳裏に、千枝が蹴り一つで敵を星にしている様が浮かんだ。 「……それはまた。なんともシュールな光景ね」 「扱い次第では、かなり化ける逸材だと思う」 そう言って瀬多は笑う。 つられて、咲夜も微笑んだ。 「初めて見た」 「何が?」 「笑顔だよ。そうやってもっと笑ってた方が魅力的だと思う」 「あなたってスケコマシね」 間髪いれずにそう言われた。 「い、いや。俺は本当のことを言っただけで……」 「元の世界ではそうやって六股とかかけてたんだろうなぁ。ああ、まるで見えるようだわ。言い訳は断り切れなかったから。クズの常套句ね。女の敵だわ」 「待て待て! 事実として話を進めるな! 俺は一言も肯定してないぞ!!」 そんなやりとりで一頻り瀬多を弄り倒してから、咲夜は本題を切り出した。 「お嬢様をお願いね。大丈夫だとは思うけど、時々想像を絶するようなことをし始めるから」 「どんなことをするのか、少し気になるな」 「うーん。言葉で表すとするなら……カリスマブレイク、かな」 「……カリスマブレイク?」 「肉体は精神を表すっていうでしょ? 要はそれよ。時々、肉体に精神が異様に反応しちゃうのよねぇ」 怪獣ごっこをしたがったりとか、と咲夜は呟く。 一瞬だけその様子を想像する。 ……瀬多は聞かなかったことにした。 「まあでも、あなたの前じゃカッコつけたいみたいだから、そんな変な真似はしないと思うけど」 「何でも知ってるんだな。レミリアのこと」 「なんだかんだで付き合いも長いしね」 自分の知らないレミリアを、咲夜は知っている。 ふいに、それが知りたくなった。 「もう少し、レミリアの話を聞かせてもらっていいか?」 「もちろん」 薄く微笑んで、咲夜は言った。 「あの……」 遠慮がちに、千枝はレミリアに声をかけた。 「ん? ああ、瀬多の女か」 「ち、違う違う! ただの友達!!」 「ああ。噂のセフレってやつか」 「だから違うっつーのに!」 千枝はため息をついた。 「まったく。瀬多君が随分ご執心だったからどんな人かと思えば」 「ご執心? それは瀬多が言ってたのか?」 「これでもまあまあ付き合い長いからさ。瀬多君の様子を見ればわかるよ」 「ほ、ほー。そうかそうか。ま、まぁ下僕なら主をそう思うのは当然だが」 照れ隠しにもなってないぞ。というツッコミはさすがに無粋なような気がして止めておいた。 「……あのさ。その瀬多君のことなんだけど」 「瀬多がどうかしたか?」 「うん。瀬多君を、お願いね。ここに来て色々あったみたいだし。瀬多君って、弱音とか吐かないからさ。仲間に頼るってことを知らないわけじゃないんだけど、ちょっと心配で」 自分が言うなって感じだけどね、と言って千枝が苦笑する。 「またそれか」 「え?」 「本当に人間は背負いたがりだな。アドレーヌも瀬多も、お前も」 「…………」 「自分の目から離れる人間も背負うつもりか? 分をわきまえろ」 面倒くさそうに、レミリアはそう言った。 「……さっきの訂正。瀬多君、やっぱ見る目あるわ」 千枝は、レミリアの隣に座り込んだ。 「私は、雪子の死を背負うって決めたんだ。それを背負うからには、もう誰も死なせないって、そう決めた」 レミリアは何も言わなかった。 「これは覚悟だ。力も、何もない私だけど、自分にできることを精一杯やるための覚悟なんだ。私は瀬多君を死なせたくない。他の皆だって死なせたくない。その気持ちは、ずっと大切にしないといけないって。そう思うんだ。 たとえどんだけ荷が重くてもさ、頑張って抱えてたら、案外運べるもんかもしれないじゃん?」 死んだ人にできるのは、生きている自分を見せることだけ。立派に、その人の分まで生きている。そう胸を張って言ってみせることだけ。 そのためなら、千枝は何だって背負う覚悟だった。仲間全員の命。自分の命。それら全てを背負って、抱えて、それでも前に進む覚悟だった。 その覚悟がある限り、雪子の死は無駄じゃない。雪子と築いた絆は、雪子が死んでもずっと生き続ける。そう千枝は思っていた。 「……瀬多はまだまだ半人前だ。言われなくとも、ちゃんと見ててやるさ」 「そっか。あんがと。……なんだかんだで、あんたって優しいんだね」 「おいおい。私は悪魔だぞ。その言葉から一番遠く離れたところにいるのがこの私だ」 「わーそうなんだー。すごいすごい」 誰が聞いてもわかるくらいに棒読みだった。 「む。お前信じてないな? よし。なら私の悪魔伝を聞かせてやろうじゃないか」 そう言って、荒唐無稽ともいえるような嘘とも本当とも言えない話をレミリアは語り出した。 漆黒は、愛剣を手に持ち軽く振るう。 痛みはかなり引いたようだ。さすがに同じ技を繰り出すことは無理だが、それでも通常通りに剣を扱うことはできそうである。 試しに素振りをしていると、視界の隅にトコトコと歩いて来る者が見えた。アドレーヌだ。 「腕はもう大丈夫なんですか?」 それに気付いて素振りを止めた漆黒に、アドレーヌは話しかけた。 「そうだな。完璧とまでは言わないが、普通に剣を振るう分には支障はなさそうだ」 スキルによる回復も相まって、漆黒の治癒能力は高い。アシュナードほどではないが、それでも常人を遥かに超えるものがある。 「私に何か用か?」 「あ、はい。……えっと」 言いにくそうに、アドレーヌは言い淀む。 「私は、今まで自分と主君のためにしか剣を振るってこなかった。しかし、今は違う。私は、ここにいる仲間のために、全力で自分の力を使うつもりだ。全員を守り切る心積もりだ。無論、君も」 アドレーヌは自分の仲間だと、漆黒は強く言い切った。それを聞いて、少しだけ微笑む。 「……それじゃあ。もう一人、お願いしてもいいですか?」 アドレーヌはそう言うと、自分のバックから上海人形を取り出した。 「シャンハイ!」 元気よく、上海人形は声をあげる。 「これは?」 「上海人形です。瀬多さんがサカキさん対策に、って」 サカキと出会ったならば、極力戦いは避けるようにと言われてある。しかし、それにはこちらの有用性を証明しなくてはならない。神楽に関する考察は、瀬多にしかできないものだ。 だからこちらのグループには、それに変わる切り札が必要だと考えたのだろう。 「上海は、サカキさんの悪行を知っています。直接現場を見たこの子がいれば、何かと便利じゃないかと瀬多さんが」 まさかサカキの周りの人間が、全員霊夢のように妄信状態であるとは思えない。たとえ手駒がいるとしても、それはきっと騙されてのことだろう。 サカキは上海人形が生きている事を知らない。なら、上海人形に対する対策は何も取っていないはずなのだ。 純真無垢で、参加者ですらない人形が懸命に話しかければ、騙されている人がいても思い直してくれるかもしれない。 「しかし、いいのか? それは君と離ればなれになるということだろう?」 漆黒の言葉に、上海人形は心配そうにアドレーヌを見つめた。 「……はい。いいんです」 アドレーヌは、上海人形に向き合った。 「ごめんね。勝手に決めちゃって。でも、私も少し、一人で考えてみたいんだ。強いってどういうことなのか。幽香さんが言っていた強さって、何なのか」 上海人形がアドレーヌを自分と同じだと感じていたように、アドレーヌも上海人形に対しそう感じていた。 だからアドレーヌにとって、自分と同じである上海人形の慰めは誰よりも励ましになった。しかしだからこそ、それを手放さなければならないとアドレーヌは思った。それを手放してこそ、強さの意味がわかる。そんな気がしたのだ。 上海人形は少しだけ迷った素振りを見せたが、すぐに 「シャンハイ!!」 と威勢よく返事をした。 「次に会う時は、二人とも強くなって会おう。力はなくても、誰にも負けない強さを持った人になろう」 こくこくと強く頷く上海人形を見て、アドレーヌは微笑んだ。 「じゃあ漆黒さん。どうかこの子を、よろしくお願いします」 「心得た。この剣に賭けて、上海人形は私が守ろう」 強い決意と共に、漆黒は上海人形を受け取った。 ◇◇◇ 【??? 監視部屋】 「どうなりましたか?」 監視部屋へと戻ったボスに、開口一番セフェランはそう聞いた。 「……お前が行動を起こす必要もなかった。あいつは……自滅した」 ボスは、事のあらましをセフェランに説明した。 「……そうですか。彼女らしからぬ短絡的な行動ですが、そこまで追い詰められていたということでしょうね」 「女神は何と?」 沈んだ声は隠せない。しかしそれでも、ボスは聞いた。 「許せないと。何らかの罰を与えねばならないと仰っていました」 「だが彼女は、イザナミを出し抜く上で重要な────」 「女神はそんなことに頓着しません。会場に無断で介入した。このことにだけ重きを置く。そういう方です」 思わず、ボスは壁に拳を叩きつけた。 「もっと柔軟な発想はできないのか! あの女神は!!」 「それは無理でしょう。そもそも、誰かが自分を出し抜くなどと考える方ではありません」 「これだから神という奴は……」 そうやってボスが愚痴っていると、突然マルクが飛び込んできた。 「ボス!! 大変なのサ!! えーりんが……。えーりんが!!」 今までにないくらいに焦燥し切っている。 だが、ボスにできることは何もなかった。 「お願いなのサ。ボスの力で助けてあげて欲しいのサ! えーりんは何も悪くない。えーりんは、ただお姫様と一緒に、平和に暮らしたかっただけなのサ! お願いボス!!」 自分に懇願してきた永琳とマルクの姿が重なって見えた。 が、それを無理やり振り払う。 「……俺の権限じゃ、無理だ」 奇しくも、あの時の永琳に対して言ったものと同じ言葉を、マルクに伝えた。 「あのゼロって人にお願いしたらいいのサ!! ボスの言う事なら聞くだろうってえーりんが言ってたのサ!!」 ゼロ。円卓の神の一人であり、女神と同等の権限を持つ者。 確かに、今の永琳をどうにかできるのはゼロくらいだ。しかし 「マルク。……もう無理なんだ」 ゼロの目的は世界創世だ。殺し合いを完遂させることが目的だ。それを妨害しようとした永琳を、彼が助ける理由はない。 マルクが泣いている。セフェランも、何ともない振りをしているが、本心では苦虫を噛んでいる。そしてボスも…… 「この悲劇は、誰も望んじゃいないものだったはずだ」 そう。一人以外は。 イザナミ。あの飄々とした神。力を制限され、ここから移動することもままならない、格下の神。しかしだからこそ、誰よりも恐ろしく、誰よりも考えを読むのが難しい。 「……セフェラン。俺のことを女神には?」 「言うわけがありません。あなたは私が唯一信頼する人間ですから。先程のお礼は……そうですね。ツチノコ三本で手を打ちましょう」 ボスは苦笑し、「それは少し高過ぎる」と呟いた。 今はセフェランの気遣いに、素直に感謝したい。泣きじゃくるマルクの頭を撫でてやりながら、ボスはそう思った。 「イザナミの目的は未だわからないまま。ですが私達は、どうにかして彼の先手を取らないといけません。……いえ。“彼女の”、でしたね」 セフェランの言おうとしていることを分かりかねて、思わずボスはセフェランを見つめた。 「私達の目的は殺し合いの完遂。ならば、参加者には殺し合ってもらえばいい。役割も何も関係なく、ただ殺し合ってもらえば」 「殺し合いに介入するってのか? だがそれは、円卓にとってはご法度だろ」 「許可をもらえばいいのです。どうせ不測の事態は起きてしまっている。それに対応するのは至極当然の行動です。イザナミが担わせた役割も全て関係なく、参加者は殺し合う。それで私達の願いは叶います」 早速、セフェランは準備をし始めた。それにボスは反論するつもりはない。する気にもなれない。 ボスの頭にあるのは、今自分達がしていることは本当に正しいことなのか、ということだけだった。 (ザ・ボス。あんたの願う世界っていうのは……こんなものだったのか?) それは、誰も答えてはくれない生涯の命題。何かを犠牲にして何かを得る。それが間違っているのかいないのか。それは誰にもわからないことなのだ。 ◇◇◇ 【殺し合い会場 D-4】 「アドレーヌ。そこにいたのか」 瀬多の声に、幽香とカービィの墓の前で座っていたアドレーヌはこちらを振り向いた。 「どうかしました?」 「いや。支給品の分配が終わったから、その報告をと思って。とりあえずこれはアドレーヌが持っていてくれ」 そう言って、瀬多はモンスターボールをアドレーヌに手渡した。ピカチュウの入っている、貴重な戦力だ。 「……いいんですか? また私、とんでもないことをしちゃうかも」 「アドレーヌ!」 思わず瀬多は叫んだ。 「あれは事故だ。君は精一杯やった。結果だけを見ちゃ駄目だ」 アドレーヌは、小さく頷いた。 ボールを軽く投げる。 音をたてて、中からピカチュウが現れた。 「ごめんね。私のせいで、お友達を……」 どこか沈痛な面持ちなピカチュウ。しかし、ぴょんとアドレーヌの肩に飛び乗り、頬を擦り寄せた。 「ピカ!!」 何と言っているのかはわからない。だが、とても力強い声だった。 「きっと、アドレーヌを慰めたいんじゃないか?」 アドレーヌはピカチュウを見つめた。 微笑んでみせるピカチュウのその姿に、自分にはない強さを見た。 「人の命を背負うっていうのは、自分を責めることじゃない。これは重みじゃないんだ」 「重みじゃ……ない?」 「ああ。人は弱いから、何かを背負わなければ生きていけない。そうアドレーヌは言ったけど、俺は少し違うと思う。本当に強い奴は、何かを背負っている奴なんだ」 瀬多は、ぽんとアドレーヌの頭に手を乗せた。 「ここから先の答えは、自分で見つけないとな」 「自分で……」 「そうだ。人によって信じるものが違うように、強さの意味も人によって違う。俺に教えてあげられるのは、俺の思う強さだ。アドレーヌの思うものじゃない。それは、自分で見つけないと意味がない」 「そう……ですね。うん。私が見つけないといけませんよね」 何かを決心したように、アドレーヌは強く頷いた。 「あの、瀬多さん。メダリオンなんですけど、私が持っていてもいいですか? たぶん、あれに触れても大丈夫なのは私だけでしょうし」 強さの意味。それはまだアドレーヌにはわからない。 だが、それでも今できることをしよう。きっとそれが、強さを知る道なのだと信じて。 「ああ。俺も無論そのつもりだ。誰にも触れられないように保管しておいてくれ」 「はい。じゃああの、渡してくれませんか?」 「? アドレーヌが持っているんじゃないのか?」 「私が持ってたんですけど、なくなってるみたいでしたので。瀬多さんが持ちだしたのかなって思ってたんですけど」 瀬多は、どうにも嫌な予感がした。 「……よく確認したか? 本当に入っていなかった?」 「は、はい」 ただならぬ気配に、アドレーヌも若干緊張しながら答えた。 瀬多は全員を呼び出し、メダリオンの所在を知る者がいないか尋ねたが、全員が首を振った。 「おいどういうことだ? 誰かが隠してるとかじゃないだろうな。もうああいうのは御免だぞ」 毒物事件のことを言っているのだろう。 瀬多は、アドレーヌを見つめて聞いた。 「俺達が眠っている間、取り乱したりはしなかったか? 自分を必要以上に責めたりとか、そういうことは?」 「た、たぶん……なかったと思いますけど」 だとしたら、この事態は何だ? 何故メダリオンが見つからない。 あの騒動の中なら誰でもメダリオンを回収することはできただろうが、そんなことを誰が……。 「……おいおい。まさか、そんなことは……」 「何か心当たりがあるの?」 永琳は言っていた。イザナミはメダリオンのことを容認していたと。それはつまり、メダリオンが脱出に関する重要アイテムだと知っていたことになる。 イザナミは毒物事件を引き起こし、メダリオンによって幽香を暴走させた。永琳の言うところの試練として。 だが、それがイザナミにとって、未だ試練となり得ていなかったとしたら。 「……くそ。それしか考えられないか」 「ちょっと瀬多君。わかるように説明してよ」 「メダリオンを持ち去られたんだ。おそらく、イザナミの息のかかった者に」 「……本当か?」 にわかには信じられない話だ。殺し合いの参加者の中に、まさか主催者と通じている人間いるなんて。 「それしか考えられない。……まずいことになった。会場内にイザナミと通じている奴がいたとすると、俺と永琳の会話を聞かれていたということになる。ipadの存在がばれた」 「ちょ、ちょっと! それって相当やばいんじゃないの!?」 「ああ。非常に厄介だ。……皆。悪いが放送を待っている時間はなくなった。早速出発しよう。今は一分でも時間が惜しい。放送はチームに別れて、移動しながら聞く。それでいいか?」 全員が素早く頷き、出発する準備を始めた。 最終チェックを済ませ、お互いのチーム同士で固まる。 時計を見ると、あと五分程で放送が始まるようだった。だが、放送で得られる情報は全員で聞かなければならないようなものではない。 この六人が再び揃うのは当分先の話になる。もしかしたら、六人が揃うのはこれが最後かもしれない。 それでも、全員が笑顔だった。 皆で生きて帰る。そんな強い決意が、全員の心にはあった。 「千枝。あまり飛ばし過ぎるなよ」 「わかってる。ちゃんと仲間にも頼るって。……瀬多君も、無茶はしないでね」 「ああ」 パン、と互いに手を合わせる。 言外に、絶対に死なないようにと言い含ませて。 「お嬢様。あまり我儘ばかり言って瀬多を困らせてはいけませんよ。私と違ってヤワですから、無理をさせて倒れられたら大変です」 「わかってるわかってる。適度に、な」 「ええ。適度に。倒れるぎりぎりまでこき使うのが主の務めです。下僕を殺さず、どこまで搾り尽くせるかが、主君の器を決めるのですよ」 「心得ておくよ」 そう言って、レミリアと咲夜は拳を突き合わせた。 「……なんだか物騒な会話が聞こえるんだが」 「あ、あはは。いくら咲夜でも冗談だよ冗談。……たぶん」 冗談のように聞こえないのが彼女達の怖いところだ。 「何が冗談なんだ? まぁ、私もそこまで無理を言うつもりはない。こいつもいるしな」 そう言って、ぽんとアドレーヌの頭に手を置いた。 「え? あ、あの……どういうことでしょう」 「ん? お前も一緒に来るんだろう? だったら、お前も私の部下だ。瀬多同様にちゃんと面倒みてやるよ」 それは、レミリアが初めてアドレーヌを認める言葉だった。 アドレーヌはしばらくぽかんとしていたが、やがて満面の笑みで頷いた。 「はい。ありがとうございます!」 「うし。じゃあ最後、全員で締めるよ! えーっと……じゃあ漆黒さん! テンション上がるやつお願いね」 「わ、私か? あまりこういったことをする機会がなかったから、どうすればいいのか……」 「こういうのはノリでいいの。ほら、漆黒さんなりのでいいから」 「わ、わかった。では僭越ながら」 ごほんと空咳をすると、漆黒は仰々しく剣を掲げた。 「我らの心を一本の剣とし────」 「長そうだから止めとこうか。じゃあレミリア!」 漆黒の騎士は若干項垂れているようだった。ショックだったのだろうか。 「貴様ら全員私に忠誠を誓い、その血を捧げることを────」 「なんか魂取られそうだから却下。じゃあ咲夜!」 「みんなベストを尽くして、神とかいうふざけた輩を潰しましょう。……死ななかったら」 「いいんだけどさー。最後の一文が不吉過ぎる」 「あの、千枝さんが締めればいいのでは?」 このままでは時間が掛かりそうだと感じ、見かねたアドレーヌが言った。 「え、私!? だってー、なんかこういうのって恥ずかしくない?」 「じゃあやらなければいいんじゃないか?」 「それはダメ! こういうノリは大事なんだから。……しゃあないなー。じゃあみんないくよ!」 恥ずかしいと言っておきながら、妙にやる気満々な様子で、千枝は腕を上げた。 「せーの! うおーやってやるぜーー!!」 「……え? 今の合わせるところ?」 「いや。それはさすがに無理だろ」 「だーもう! やっぱグダグダじゃんか!」 「というわけで、全員また無事に合流しよう。世界創世だか何だか知らないが、俺達が奴らの為に死んでやる義理なんてない。人間の力を神とやらに教えてやろう」 「「「「おー!!」」」」 綺麗に全員がハモッた。 「おい! 普通に締めんな! 私の苦労は一体なんだったんだ!!」 千枝の文句を軽く流し、瀬多チームと咲夜チームは、それぞれの目的地へ向けて出発した。 再び、全員が出会えることを祈って。 【D-4 一日目 昼】 【瀬多チーム】 共通方針:豪華客船にあるクリスタルを回収し、テトラ発電所で咲夜チームと合流する。 【瀬多総司@ペルソナ4】 [状態]疲労(中) あばら骨折 SP消費(小)、全身打撲 [装備] エクスカリバー@ファイナルファンタジー4 [道具]基本支給品一式 攻略本 銃の弾(残り15発)、不明支給品0~1 、携帯電話、携帯型ゲーム機、マスターボール、レッドの帽子、M1911A1(6/7)@メタルギアソリッド [思考]基本方針:レミリアを手伝いながら、仲間と合流し殺し合いを脱出する 1. イゴールを見つけ出し真実を問いただす。 2. 死んでいった者のためにも、誇りをもって生きる 3. イザナミは絶対に許さない ※イゴールと『血の契約』を交わしました。瀬多は「イゴールを探索する」という目的を最優先しなければなりません。なお、瀬多が死ねば契約を知る者に契約権が譲渡されます。誰になるかはランダムです 【レミリア・スカーレット@東方project】 [状態]疲労(中) 魔力(中) 額に酷い裂傷 全身打撲(全て回復中) [装備]なし [道具]基本支給品一式 [思考]基本方針:主催者を倒し、どちらが支配者かを思い知らせる 1. 手下を作って脱出する。邪魔立てする奴は殺す 2. これ以上部下は殺させない 3, ゴルベーザを嫌悪 ※時間さえかければ傷は治癒しますが、休息を取らなければ疲労感は回復しません ※弾幕を撃つのに溜めが必要。威力も制限されています 【アドレーヌ@星のカービィ】 [状態]疲労(小)、深い悲しみと強い罪悪感、 腹に打撲 [装備]ピカチュウのモンスターボール@ポケモンシリーズ [道具]基本支給品一式、アドレーヌの絵描き道具一式 [思考]基本方針:ゲームには乗らない。できれば人も殺したくない 1. 自分にとっての強さを知る 2. もう人が死ぬのは見たくない 【ピカチュウ】 [状態]疲労(中)、全身打撲、PP消費(中) [思考] 1, 自分にできることをする 2, レッドに会いたい ※レッドのピカチュウです。覚えてる技は「かみなり」「十万ボルト」「ボルテッカー」とあと一つです ※レッドと同じ時期につれてこられてます 【咲夜チーム】 共通方針:閑古島村にあるクリスタルを回収し、テトラ発電所で瀬多チームと合流する 【十六夜咲夜@東方project】 [状態]疲労(中)、胸骨にヒビ、鼻の骨の陥没(治療済み、衝撃を与えるとまた陥没する恐れあり)、腹部に痣、顔に痣、全身打撲 [装備]虹の剣@星のカービィ [道具]支給品一式(食糧はなし)、凹んだ防弾チョッキ、釘打ち機、銀の大剣@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡、不明支給品1~2 [思考・状況]基本方針;ピエロを倒して異変解決。油断はしない。幻想郷の常識は捨てる。 1, リーダー、嫌だなぁ…… 3. 漆黒の騎士に共感。自分の幸せのために生きて欲しい 【漆黒の騎士@ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡】 [状態]:疲労(中)、両腕に腫れ、額に大きな裂傷、頬骨あばら骨折、全身打撲、全身裂傷(全てスキルで治癒中) [装備]:神剣エタルド 神剣ラグネル [道具]:基本支給品一式 、上海人形 [思考] 基本方針:咲夜の騎士として彼女を守りながら自分自身を認めた生き方をする 1:仲間のために自分の力の全てを使う。 2:アシュナードは打ち倒す ※参戦時期はナドゥス城の戦い後です。 【里中千枝@ペルソナ4】 [状態]:疲労(中)、SP消費(小)、腹部に痣、全身打撲 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、万能薬×2@ファイナルファンタジー4、キラーボウ(13/15) [思考] 基本方針:この事件を解決する 1, 雪子のような人を出さないために戦う ※真ENDルート、イザナミと出会う前からの参戦です。 ※ペルソナはトモエです。 【上海人形】 [状態]背中に大きな裂傷 (かなり荒い治療済み。汚い布と汚い糸でこれでもかと汚く縫われている。) [思考] 1:強くなって、またアドレーヌと合流する 2:霊夢を助ける ※サカキと霊夢の会話は全て聞いていました。 ※羽が無い為、空を飛べません。 Reach Out To The Truth(5)へ
https://w.atwiki.jp/gamenavi/pages/1069.html
称号 名前 + コスト アルバム MAX MAX確認 MAX 特技名 対象属性 攻守 効果 攻 守 攻 守 攻/コスト 守/コスト 渋谷凛 + 2 288 192 954 636 ○ 477 318 - - - - 黒川千秋 + 2 192 288 636 954 × 318 477 - - - - 松本沙理奈 + 3 288 432 954 1432 × 318 477.3 - - - - 桐野アヤ + 4 576 384 1908 1272 × 477 318 - - - - 高橋礼子 + 5 600 600 1989 1989 × 397.8 397.8 - - - - 相川千夏 + 6 720 720 2386 2386 × 397.7 397.7 - - - - 川島瑞樹 + 7 840 840 2783 2783 ○ 397.6 397.6 - - - - 神谷奈緒 + 7 696 984 2307 3261 × 329.6 465.9 - - - - 上条春菜 + 8 1104 816 3658 2704 × 457.3 338 - - - - 荒木比奈 + 8 624 1104 2068 3658 × 258.5 457.3 - - - - 東郷あい + 9 744 1200 2465 3976 × 273.9 441.8 - - - - 多田李衣菜 + 9 1224 936 4055 3101 × 450.6 344.6 - - - - 水木聖來 + 10 1080 1320 3579 4373 ○ 357.9 437.3 - - - - 佐々木千枝 + 10 1296 864 4294 2862 × 429.4 286.2 - - - - 三船美優 + 8 1056 1056 3498 3498 ○ 437.3 437.3 - - - - 服部瞳子 + 9 1296 864 4294 2862 × 477.1 318 - - - - 木場真奈美 + 10 1320 1080 4373 3579 × 437.3 357.9 - - - - [バレンタイン] 佐々木千枝 + 10 1440 1344 4770 4452 × 477 445.2 - - - - 藤原肇 + 10 1200 1200 3976 3976 × 397.6 397.6 - - - - [お花見] 相川千夏 + 10 1344 1440 4452 4770 × 445.2 477 - - - - 新田美波 + 11 1176 1464 3897 4851 ○ 354.3 441 - - - - 水野翠 + 11 1464 1176 4851 3897 × 441 354.3 - - - - [水泳大会] 松本沙理奈 + 11 1632 1536 5406 5088 ○ 491.5 462.5 - - - - コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gamenavi/pages/1068.html
称号 名前 + コスト アルバム MAX MAX確認 MAX 特技名 対象属性 攻守 効果 攻 守 攻 守 攻/コスト 守/コスト 渋谷凛 2 240 160 630 420 ○ 315 210 - - - - 黒川千秋 2 160 240 420 630 × 210 315 - - - - 松本沙理奈 3 240 360 630 945 × 210 315 - - - - 桐野アヤ 4 480 320 1260 840 × 315 210 - - - - 高橋礼子 5 500 500 1313 1313 × 262.6 262.6 - - - - 相川千夏 6 600 600 1575 1575 × 262.5 262.5 - - - - 川島瑞樹 7 700 700 1838 1838 ○ 262.6 262.6 - - - - 神谷奈緒 7 580 820 1523 2153 × 217.6 307.6 - - - - 上条春菜 8 920 680 2415 1785 × 301.9 223.1 - - - - 荒木比奈 8 520 920 1365 2415 × 170.6 301.9 - - - - 東郷あい 9 620 1000 1628 2625 × 180.9 291.7 - - - - 多田李衣菜 9 1020 780 2678 2048 × 297.6 227.6 - - - - 水木聖來 10 900 1100 2363 2888 ○ 236.3 288.8 - - - - 佐々木千枝 10 1080 720 2835 1890 × 283.5 189 - - - - 三船美優 8 880 880 2310 2310 ○ 288.8 288.8 - - - - 服部瞳子 9 1080 720 2835 1890 × 315 210 - - - - 木場真奈美 10 1100 900 2888 2363 × 288.8 236.3 - - - - [バレンタイン] 佐々木千枝 10 1200 1120 3150 2940 × 315 294 - - - - 藤原肇 10 1000 1000 2625 2625 × 262.5 262.5 - - - - [お花見] 相川千夏 10 1120 1200 2940 3150 × 294 315 - - - - 新田美波 11 980 1220 2573 3203 ○ 233.9 291.2 - - - - 水野翠 11 1220 980 3203 2573 × 291.2 233.9 - - - - [水泳大会] 松本沙理奈 11 1360 1280 3570 3360 × 324.5 305.5 - - - - コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mbmr/pages/312.html
死亡者リスト ■ 第1放送までの死者 第2放送までの死者 第3放送までの死者 第4放送までの死者 ■ 第5放送までの死者 第6放送までの死者 ■ 時刻 名前(死亡者) 死亡SSのタイトル 死因 殺害者 朝 諸星きらり 彼女たちはもう見えなくなるチャイルドフォーティフォー 射殺 双葉杏 朝 相川千夏 彼女たちはもう見えなくなるチャイルドフォーティフォー 射殺 双葉杏 朝 双葉杏 彼女たちはもう見えなくなるチャイルドフォーティフォー 射殺 双葉杏 【残り 16人】 最期の言葉 名前(死亡者) 最期の言葉 諸星きらり 「杏ちゃん! 杏ちゃん! 杏ちゃん!」 相川千夏 「(…………殺し合いなんてしたくなかったのに)」 双葉杏 ……でも、嫌なことばっかりじゃなかったよ。だから、生まれ変わりがあるなら次はもっとうまくやるよ。 殺害数ランキング 順位 名前 殺害人数 殺害した人物 生存状況 スタンス 1位 和久井留美 8人 今井加奈、ナターリア、南条光、五十嵐響子、前川みく、松永涼、白坂小梅、北条加蓮 生存 ヒロイン 2位 双葉杏 5人 城ヶ崎莉嘉、喜多日菜子、諸星きらり、相川千夏、双葉杏 死亡 ??? 3位 三村かな子 4人 大槻唯、三船美優、城ヶ崎美嘉、道明寺歌鈴 生存 ヒロイン 十時愛梨 4人 多田李衣菜、木村夏樹、星輝子、輿水幸子 生存 ヒロイン 5位 北条加蓮 3人 若林智香、古賀小春、小関麗奈 死亡 ヒロイン 神谷奈緒 3人 塩見周子、向井拓海、神谷奈緒 死亡 ヒロイン 水本ゆかり 3人 本田未央、新田美波、神崎蘭子 死亡 ヒロイン 8位 五十嵐響子 2人 櫻井桃華、脇山珠美 死亡 ヒロイン ナターリア 2人 赤城みりあ、佐久間まゆ 死亡 アイドル 榊原里美 2人 市原仁奈、榊原里美 死亡 ??? 11位 相川千夏 1人 岡崎泰葉 生存 ヒロイン 姫川友紀 1人 日野茜 生存 ヒロイン 白坂小梅 1人 小早川紗枝 死亡 アイドル 前川みく 1人 及川雫 死亡 アイドル 星輝子 1人 水本ゆかり 死亡 アイドル 佐城雪美 1人 佐城雪美 死亡 ヒロイン 佐々木千枝 1人 佐々木千枝 死亡 ヒロイン 安部菜々 1人 安部菜々 死亡 ヒロイン ◆スタンスについて 『アイドル』:自身がアイドルであることを自覚し、殺しあいには乗らない姿勢。いわゆる対主催だが、具体的な行動よりも心のあり方を表す。 『ヒロイン』:囚われのPの為に殺し合いを決意した悲劇のヒロイン(主役)の略。いわゆるマーダーだが、P奉仕限定。 ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/kwskp4/pages/95.html
みす?はちこうこんてすと 公式 ミス八高コンテストとは対になる迷イベント。 つまり女装コンテスト。 参加者は主人公、花村陽介、巽完二、飛び入りで熊田ちゃんが出場。 去年は2人だけ参加したらしい… 因みに、陽介は普通の女子高生の格好、完二はマリリン・モンロー、番長はスケバン、クマはアリスと、それぞれ非常に個性的な衣装で登場してくれる。 メイクはパーティの女性キャラが担当しており、主人公は天城雪子、陽介は里中千枝、完二は久慈川りせ、クマは白鐘直斗がパートナー。 因みにクマが優勝し、続くミス八高コンテストで水着審査が追加されることになった。
https://w.atwiki.jp/p4u2_kateiban/pages/11.html
検索 絶賛稼働中! メニュー トップページ メニュー システム キャラ固有システム 基本アクション よくある質問 運営要望NEW! ロケテ情報NEW! ▼その他システム詳細 属性 キャラ別体力 ▼PS3版追加要素 アーケード版からの変更点 キャラクター一覧キャラ総評 キャラ対策 鳴上 悠 花村 陽介 里中 千枝 天城 雪子 巽 完二 白鐘 直斗 クマ 桐条 美鶴 アイギス 真田 明彦 エリザベス ラビリス シャドウラビリス 岳羽 ゆかり 伊織 順平 久慈川 りせ 天田 乾 & コロマル 皆月 翔 ミナヅキショウ 足立 透 マリー マーガレットNEW!